ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)1次ラウンドB組の試合で野球日本代表「侍ジャパン」と対戦したチェコ代表のウィリー・エスカラ選手が2023年3月13日、死球を受けた佐々木朗希投手からお詫びの訪問があったとインスタグラムで報告した。
エスカラ選手は佐々木投手の振る舞いに、「What an experience(なんて素晴らしい体験だ)」と感激している。
「Samurai Spirit」
11日に行われたチェコ戦では、佐々木投手が先発出場し、チェコ代表の面々と対戦した。
エスカラ選手は4回表、バッターボックスに立つと膝にデッドボールを受けた。速球が売りの佐々木投手の162キロを受け、床に倒れ込み悶絶するも治療後に自らの足でファーストへ向かい、そのまま出場を続けた。
エスカラ選手は13日、インスタグラムのストーリーズを更新。
「Samurai Spirit(サムライ魂)」として、佐々木投手とのツーショットを公開した。黒のパーカーにパンツ、白いスニーカーの佐々木投手と、紺のパーカーに黒いパンツとスニーカー、赤いリュックを背負ったエスカラ選手は互いに腕を回し、笑顔を浮かべている。エスカラ選手はお菓子がパンパンに詰め込まれたビニール袋を2つ持っていた。
続く投稿では、「What an experience(なんて素晴らしい体験だ)」として、待ち構えていた佐々木投手と抱き合い、互いを称え合ったのち佐々木投手から「お詫び」のお菓子を渡されたこと伝える動画を掲載している。
所属する千葉ロッテの広報室ツイッターが伝えたところによれば、お菓子は佐々木投手が自ら購入したものだという。