「まったく裂けないということはございません」
開発面で苦労したことを聞くと、担当者は「できるだけ見た目を変えず、裂けないということです。口に入れた瞬間の味の感じ方や食感、変わらずおいしく楽しんでいただけるようこだわりました」と話す。
「さけるグミ」と「さけぬグミ」の表面にはいずれもギザギザの縦線が入っており、一見するとその違いが分かりづらい。ただ、断面を見ると「さけるグミ」にはグミが裂けやすいよう凹凸が入っているのに対し、「さけぬグミ」には凹凸がないことがわかる。
担当者は「店頭に並んでから、SNSなどで『おもしろい!』などたくさんのお声をいただきました」と反響への喜びを語る。
一方で、SNS上では「さけぬグミさけたんだが...」「さけぬグミ、頑張ればさける」という報告も聞かれ、実際にさけぬグミを裂く動画も拡散されていた。担当者は「もちっと食感の柔らかいグミですので、まったく裂けないということはございません」と説明している。