「母はルッキズムの権化」「美人の人生を歩みたい」 10代で整形した・させられた2人の少女

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「自分の頭で考えて、納得することが大事」

   他方、りのこさんは整形を経て、「見た目を変えるのも大事だが、どうポジティブに生きていくかという生き方を変える方が大事」「内面が変わらなければ人生は変わらない」と気づいた。

   ただ、二重の方が化粧を楽しむのに都合が良いとも感じ、手術の効力が損なわれると整形願望が芽生えた。症例調査やカウンセリングを重ねて手術すると、かつてはなかった充足感に満たされたという。

「自分が納得してお願いする先生を選んで、どんな風にしたいか伝えて、お金を払って手術するというその流れ...ちゃんと自分の意思で全て選択したぞという実感があり、すごく満足度が高かったです」

   仕上がりも良く、「自分の顔をもっと好きになりました」。取材時は術後まもないタイミングで、りのこさんは「本物っぽくないですか。すごい自然な感じで」と声を弾ませる。

改めて二重整形をしたりのこさん
改めて二重整形をしたりのこさん

   これまでの経験を振り返り、「自分でじっくり考えることが大事」と強調する。自身と同様の境遇におかれる未成年には、りのこさんは次のように呼びかけた。

「自分の人生は自分で選択するという自覚を持って生きた方が満足度が高いです。その代わり、自分の選択に対しては自分で責任を取りましょう。色んなインフルエンサーがおすすめのクリニックを教えていますが、誰が行ったとか流行ってるとかでは判断せず、自分でリサーチして、カウンセリングに行って先生に話を聞いてという体験をして。自分の頭で考えて、納得することが大事です」

   この記事はJ-CASTニュースとYahoo!ニュースによる共同連携企画です。

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