「母はルッキズムの権化」「美人の人生を歩みたい」 10代で整形した・させられた2人の少女

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「子供といえど他人」整形は自己実現の手段

   自ら整形を選んだ結果、生きやすくなったというみきしぃさんは、仮に親の立場になったとして「子供といえど他人」と整形の押し付けには否定的だ。整形はあくまで自己実現の手段にすぎず、「人生の目標を達成するために必要ならすればいい」と考えている。

   自殺未遂や計400万円の整形など紆余曲折あった過去は、整形そのものが目的になっていた。友人に整形を告白して受け入れられたことをはじめ、容姿にとらわれない人々との巡り合いが自己肯定感を育み、考えを深めたという。

   現在は、思い描く人物像を目指して仕事に励んでいる。整形にも容姿にもさして執着がなく、ほとんど年中すっぴんだと朗らかに話す。

   整形を望む未成年に対しては、下調べの重要性を訴えつつ、「整形したところで案外周りの人は離れていかない」「過ごせなかった青春が云々と後で言うよりは、今楽しいことをやるという選択肢を選んでも良いのかな」と助言した。

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