打倒・井上尚弥にフルトン自信満々...根拠ある? 識者見解「階級制スポーツは過去データが参考にならない」

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「最終的には井上選手が勝つと思いますが...」

   金平会長は「井上選手にとってバンタム級とスーパーバンタム級の差は結構大きいと思います。なぜかと言えば、井上選手のキャリアのスタートがライトフライ級だったからです。ライトフライ級からここまで体重を上げてきた井上選手と元々スーパーバンタム級のフルトン選手とは骨格が違う。対戦してみないと分かりませんが、体格が違うと何気ないパンチが効いてしまうこともある。最終的には井上選手が勝つと思いますが、バンタム級の時のような圧勝ができるかといえば、それは分かりません」と持論を展開した。

   金平会長は体格の優位性からくるフルトンの左ジャブに注目しているという。

「ジャブの差し合いでどうなるか。体格差に優位性があるのかどうかという点において最初のラウンドのジャブの差し合いが注目すべきポイントになる。井上選手はプロに入ってからジャブの差し合いで負けたことがない。ジャブが速くて正確。そして強い。ジャブで相当効かせることもありました。フルトン選手は自分のジャブは井上選手と比べてスピード、正確性も負けないと思っているでしょう。左ジャブがフルトン選手の自信の根拠になっていると思います」

   井上は3月8日にツイッターを更新し、「久々のチャレンジャーに燃えたぎっている。。自分の可能性に期待したい。。」とのコメントを投稿。スポーツ紙などの報道によると、6日からメキシコ人パートナーを相手にスパーリングを開始した。

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