「整形沼」にハマる若者、背景に加工信仰? 美容外科医が明かす「異常性」

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「悩まなくて良いことを悩んでる」という意識

   最近では、ツイッターで整形に関して発信する「整形垢(アカウント)」が目につく。プロフィール欄をみると、重度の場合は同じ部位の手術を複数回重ねていたり、整形に数千万円を投じていたりする旨が記されていると高須氏は話す。整形垢同士で交流する弊害も出ているという。

「『同じような仲間がいるから』と思って拍車がかかっていると思います。どんどん必要のない手術をして...皆がやってるからやるっていう感覚で」
写真はイメージ
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   高須氏は、自分の容姿に強い劣等感を抱いて整形を繰り返すような人について、「ほとんどの人は悩まなくて良いことを悩んでる」「認知の歪みを自覚することが大事」と重ねて訴える。

   発端としては、幼少期や若いころに、親や周囲の人間から容姿を指摘されたという場合が多いとみる。男性に比べて女性の方が気にしやすいといい、「女性にルックスの悪さを指摘するのは絶対NG」と注意喚起する。

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