成蹊など首都圏3大学、教員がパリでPC盗難被害 個人情報5500件超流出おそれか...顔写真やレポートも

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日大、東海大でも同様被害

   日大も2月20日、教員がPCとUSBメモリの盗難被害にあったと発表している。日大広報担当者への3月7日の取材によると、生物資源科学部と国際関係学部の非常勤講師が2月6日にパリ近郊の空港で置き引き被害にあったという。

   盗まれたPCとUSBには、生物資源科学部に2004年度から現在までに在籍していた人の個人データ271人分(学生証番号、学生氏名、成績評価及び2020年度以降に提出されたレポート)と、国際関係学部に2004年度から2011年度までに在籍していた人の個人データ384人分(学生証番号、学生氏名及び成績評価)が含まれていた。

   東海大も2月22日、教員が2月6日にパリ近郊の空港でPCとUSBメモリの盗難被害にあったと発表している。盗難品には「履修者名簿に記載された、在学生216人、卒業生1530人の『学生証番号』『氏名』『出欠記録』『成績評価』」「顔写真(ゼミ生270人)」「提出レポート(2020年以降電子データで提出を受けたもの)」「試験答案(2020年以降電子データで提出を受けたもの)」が保存されていた。3月8日の広報担当者への取材によると、教員は同大学の非常勤講師だとした。

   2月6日にパリで発生した盗難被害で流出したおそれのある個人情報は、3大学合計で5560件にのぼる。

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