「故意死球」発言物議の韓国投手が緊急降板 WBC直前、大谷翔平と「明暗分かれた」地元メディア指摘

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   ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)韓国代表は2023年3月6日、京セラドームでオリックスと強化試合を行い2-4で敗れた。試合は韓国が6回までに4点を失い、9回に反撃して2点を獲得したものの力及ばなかった。

  • 大谷翔平選手(編集部撮影)
    大谷翔平選手(編集部撮影)
  • 大谷翔平選手(編集部撮影)

大谷は2打席連続3ランで存在感示す

   地元スポーツメディア「スポーツ朝鮮」(WEB版)は、7回途中から登板した高佑錫(コ・ウソク)投手(24)に注目した。高は大谷翔平投手(エンゼルス、28)への「故意死球」発言で物議を醸した投手で、韓国の守護神候補として期待されている。

   高は7回2死3塁の場面で登板し、石岡諒太内野手(30)をセカンドゴロに打ち取った。回をまたいで8回のマウンドに上がり、先頭・内藤鵬内野手(18)に内野安打を許し無死1塁。続く渡部遼人外野手(23)の初球が暴投となり走者が2塁に進塁した。渡部はバントで送り1死3塁の場面で茶野篤政外野手(23)を迎えた。

   異変が起こったのは茶野に対する2球目だった。151キロの直球を投じた後、右肩あたりを気にする素振りを見せトレーナーがマウンドへ。そして直後に交代が告げられた。

   一方、高の「故意死球」発言の対象となった大谷は6日に行われた阪神との強化試合に「3番・DH」で先発出場した。

   3回に2死1、2塁のチャンスで阪神・才木浩人投手(24)が投じた136キロのフォークを、泳ぎながらもバックスクリーンに運んだ。5回には再び2死1、2塁の場面で富田蓮投手(21)のストレートをとらえて3ラン。この日は3打数2本塁打6打点を記録し、存在感を示した。

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