「障害者全体に対するヘイトが結構見受けられて」
さらに「『なんで障害者に譲らなきゃいけないんだ』とか『これだから障害者は』とか、そういった障害者全体に対するヘイトが結構見受けられて。私が発信したので、私に対してはまあ仕方ないと思うんですけど」と自身だけでなく全ての障害者に対する誹謗中傷が寄せられたという。
このような反応について「なぜ私がこの活動してるかというと、これから障害を負ってしまう人、これから障害を持って生まれてくる人、今障害があって苦しんでる人たちにもっと暮らしやすい世の中になってもらいたい思いがあって活動・発信しているにもかかわらず、私が問題提起したことによって、そういう悲しい声が当事者の人の目に入ってしまったのはすごく申し訳なかったなと思います」と詫びた。
さしみちゃんは「『障害者って声を上げたら、こうやって叩かれるんだ』という世界を見せてしまったのかなと思って、すごく悲しいかなと思います」としながら「誰かがこうして発信していったりしないと世の中変わらないと思う」と見解を示した。
ツイッターに動画を投稿した意図を「『あの人たちが悪いから、晒してやろう』っていう気持ちがあったわけではなくて、こういうことが事実としてあるから『車椅子の人が来たら、乗っていても降りるのがルールなんだよ』と周知したかった、というのが全てです」と改めて説明。一方「いろいろご意見をくださる方はもう何を言っても伝わらない部分もあるのかなと思うので、そこら辺は仕方ないかなと思います」とも語っている。
6日未明にはツイッターで「当事者の気持ちを憶測で語り広がっていくのって怖いね。マイノリティ叩きが連日起こってて疲弊しちゃう。日曜日の夜くらい、携帯閉じて、大切な人や大切な自分のことを労わろ~」と投稿している。