井岡一翔は「逃げたと言われても仕方ない」 中谷潤人との試合回避、畑山隆則氏が酷評「残念な選択」

中谷はデビュー以来24戦負けなし18KO

   畑山氏は「エストラーダとやるのでWBO王座を返上するというのなら建前として分かる。ビジネスになる」とし、「この前戦ったWBA王者のジョシュア・フランコと再戦するがためにWBO王座を返上すると。それで中谷君とやらないというのなら『逃げた』と言われてもしょうがない」と持論を語った。

   そして「言葉は悪いけど井岡君は残念な選択をしたなと言わざるを得ない」と付け加えた。

   畑山氏は興行的にも中谷と対戦した方がビジネスになると強調した。中谷は前WBO世界フライ級王者で昨年4月に2度目の防衛に成功した後、スーパーフライ級に転向。プロデビュー以来24勝(18KO)負けなしの実力者で、スピードとパンチ力を兼ね備えた次期スター候補だ。

   畑山氏は「例えばですよ、(フランコが)母国に帰ったらファイトマネー何億円の試合ができると。それで井岡来いと。それで行くなら分かる」と前置きし、「だけど今回は恐らく井岡君はフランコと再戦するにしても日本でしょ(試合を)やるの。それだったら中谷でしょ。ビジネス的に考えれば。だから残念ながらどんなにいい言葉で濁しても今回は逃げたと思われても仕方がないんじゃないの」と改めて主張した。

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