「弊社としましては想定外の事態でありました」
「新庄の工場でコオロギを作っていると聞きましたが?」とする質問には、「新庄の工場というのは弊社の工場ではなく、試作のご依頼があった別の企業様であり弊社の工場とは関係はございません」とした。
外部サイトによる佐藤社長へのインタビュー記事で、コオロギを練りこんだせんべいの商品を開発しているという記述があったことについて「実際に今も開発を続けられているのですか?」という質問もあった。これには「外部サイトへの掲載日が2021/10/15でありまして」として、前出の開発依頼を引き合いに「同時期での依頼に対しての試作品に関してのインタビューとなっております」と説明。「現在は依頼、 開発等は行っておりません」という。
補助金や助成金などを受けているかという質問には「昆虫食を使用した補助金や助成金は一切受けておりません」と否定した。
この書面での回答以外にも質問があれば、同社公式サイトからメールで問い合わせを受け付けるという。
酒田米菓はこうした事態について「日ごろからお客様のたくさんの応援の声をいただいている中、今回の件でお客様へご心配をおかけすることになり、弊社としましては想定外の事態でありました」としつつ、「記載されてしまった以上、親切・誠実・丁寧にすべきと弊社の大切なお客様へご説明をさせていただいた次第です。お客様の弊社へ対する思いに反し、この度は多大なるご心配をおかけいたしました」としている。