「デビュー戦で藤波が輝く」
さらに藤浪は初登板で緊張していたかもしれないが上手く隠していたことは間違いなく、「オフシーズンに球団とサインを交わした時の興奮に匹敵するパフォーマンスを披露した」と称賛した。
また、藤浪の大リーグ初登板は大谷との投げ合いというもこともあり日本で大きな注目を集めたことにも言及。日本から通常よりも多くのメディアが取材に訪れたため、特別に宿泊施設を用意する必要があったと説明した。
アスレチックスが本拠を置く米カリフォルニア州の地元紙「マーキュリーニュース」(WEB版)は、「エンゼルス大谷とのデビュー戦で藤波が輝く」などのタイトルで記事を公開し、高校時代に甲子園で大谷と対戦したことなどを紹介しながらこの日の投球に言及した。
同メディアは大谷と対戦した試合は単なるオープン戦に感じられなかったとし、ファン待望のデビュー戦だったと振り返った。そしてこの試合が大谷と対戦する最後の機会ではなくリハーサルに過ぎず、大谷も楽しみにしているように見えたと伝えた。
スポーツ紙などの報道によると、藤浪は試合後、「ボールの質とかは悪くないのでそれをいかにコントロールできるかが課題だと思うので、そこだけ」などと語ったという。