井上尚弥と戦うには「いくつかの壁がある」 亀田和毅が王座視野で注目も...所属ジム会長は冷静見解

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「次戦は9月もしくは10月に日本開催を」

   金平会長は「次戦はあくまでもWBAの指令に則ってやりたい。今年の9月もしくは10月に日本開催を考えています」と意向を明かし、アフマダリエフ対タパレス戦については「タパレス選手は非常に良い選手だと思いますがアフマダリエフにはちょっと届かないかなと思います」との見解を示した。

   アフマダリエフは16年リオデジャネイロ五輪の銅メダリストで、プロでは11勝(8KO)無敗を誇る。20年1月にWBA・IBF王者ダニエル・ローマン(米国、32)を破り王座を獲得。以降、これまで3度の防衛を果たしている。

   金平会長はアフマダリエフの実力について次のように語った。

「アフマダリエフ選手を評価していないわけではないが、そんなにやりづらい選手ではないと思います。攻撃力があり基礎はできているが、難攻不落かというとそこまでではない。ボクシングが真っ正直なので引き出しが多いタイプではない。付け入るスキがないというボクシングではない。付け入るスキはある」

   「モンスター」の参戦で世界的に注目を集めるスーパーバンタム級。井上の次戦はWBC・WBO世界スーパーバンタム級王者スティーブン・フルトン(米国、28)とのタイトル戦の可能性が高く、米スポーツ専門局「ESPN」(WEB版)は、井上、フルトン両陣営が対戦に合意し5月の日本開催を目指していると報じている。

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