溶かしバターにはない魅力も
ミヨシ油脂は食品メーカーや街のベーカリー、菓子店に対し、パンや菓子などに練りこむ業務用のバター風味のオイルを販売している。今回話題になった「すぐに使える かける本バター」は、業務用に販売していたものの類似品だという。
「液状で便利なので、もっといろいろな料理にも使えるのでは?という着想のもと、今回の商品を開発いたしました」
溶かしバターの代用となるだけでなく、次のような特徴も持ち合わせている。
「加熱しても焦げないため、『揚げ焼き』もできます。アヒージョなんかはとても美味しくできます。澄ましバターと言われている、バターから油分のみを取り出したものの代わりに使えるため、お菓子作りをされる方からも人気があります。
また常温で液状なので、ソースやドレッシング作りにもお使いいただけます」
常温保管を可能にするために、主に醤油などで用いられる鮮度キープボトルを採用した。オイルを酸化しにくくする効果がある。また食品添加物が最低限の量になるよう、油脂の配合を工夫し、ビタミン類(ビタミンC、ビタミンE)のみを使用しているそうだ。