「ジャイロ効果」生かした機構
投入のきっかけは、企画担当者の実体験だった。
「息子が小さかった時におやつを食べる際、よくこぼされてとても大変な思いをした経験があったので、持ち運びができ、なおかつこぼれにくい構造の容器を販売したいと思いこちらの商品にたどり着きました」
商品名の通り、回転する物体に働く「ジャイロ効果」を生かした機構になっており、「構造としてカップパーツ(食器部分)の間に円パーツ(持ち手)を組んでおり、一つはそのパーツが縦横の動きについていきバランスをとる役割をしています。さらにカップ下部に重心を置く構造により、円パーツでバランスを取りつつ、カップ底面の重心が調整をしジャイロ効果を生み出す設計になっています」と解説した。
円パーツの持ち手を3か所にして子どもがどこでも掴めるようにし、保存・持ち運びできるようフタを付属したのもこだわりだという。