「お店だけが損する質問」
「ホルモンしま田」を経営するブッチャーしまださんは22日、J-CASTニュースの取材に対し、「このレバーって生でいける?」という質問は「お店だけが損する質問だなと思って今回投稿しました」と、経緯を説明した。
生で食べられますと答えた場合、「お店が悪くなる」。生で食べられませんと答えた場合、「鮮度が悪いみたいに思われるのも嫌だ」。こうした葛藤が質問されるたびにあるという。
「このレバーって生でいける?」と尋ねられることは「正直よくある」と明かすブッチャーしまださんは、こうした利用客に対し「当店のレバーは加熱用ですので中まで火を通してお召し上がりください」と伝えている。
ブッチャーしまださんは、「きっと多くの焼肉店ではレバ刺しを提供していた頃と同じ品質のレバーを提供しているはずです」とも話す。ただ、「国からレバーの刺しでの提供を禁止されている以上お店としてはそれに従わないといけません」とした。
ブッチャーしまださんは「禁止されているのであれば、加熱して美味しい食べ方を考えていきたいです」とし、「今後技術が発展して安全なレバ刺しが食べられるようになることを期待しています」と述べた。