元V6の三宅健さん(43)が2023年2月20日、ジャニーズ事務所を5月2日で退所することを発表した。
声明で三宅さんは、今後について「年齢を重ねこれまでの経験を胸に、新しい自分と出会いたいと思うようになり、一から様々なことに挑戦していく次のステージへ向かうため、このような決断に至りました」としている。
三宅さんの今後について、J-CASTニュースは、ジャニーズ事務所に詳しい江戸川大学教授の西条昇氏(マスコミ学)に意見を求めた。
「大丈夫だよ。必ずいつか会えるから」
三宅さんは退所後について、「しばらくは次のステージへと向かうため少し充電のお時間を頂きます」と声明で報告。「ファンの皆様とは必ず会える日が来ることをお約束しますので、また、会える日を楽しみに待っていていただけると嬉しいです」とも伝えた。
この発表を受け、ファンの間ではネット上に、「健ちゃん退所してどこへ向かうかな??舞台??歌?? アイドル続けるイメージしかないから新しい健ちゃんどうなるか予想つかない!!」など、三宅さんの今後に思いを巡らせる声が出ている。
そのような反応を受けてか、三宅さんは21日のツイートで、「ファンのみんなありがとう。大丈夫だよ。必ずいつか会えるから」と呼びかけている。
三宅さんの退所について西条氏は、次のようにその心中を推し量った。
「22年10月から11月にかけて行われたコンサート『Ken Miyake NEWWW Live Tour 2022』、さらには11月のミニアルバム『NEWWW』とファースト写真集『才色健美』に加え、23年は3月に舞台『ミナト町純情オセロ 月がとっても慕情篇』への主演が控えているなど、ここ1年ほど、三宅さんはかなり活動的にお仕事をなさっています。そのような活動をしていく中で、ジャニーズ事務所に入って30年を迎えるということを1つの区切りとして、自分なりの新しいステージに向かおうとしているということではないでしょうか。外から見る限りでは実に順調な活動に見える一方で、ご本人には何かしらの思うところがあったのかもしれません」
ロールモデルは錦織一清や植草克秀?
あわせて、西条氏は今後の活動の方向性について予想する。
「V6時代のメンバーである森田剛さん(編注:21年11月に退所)は、退所前と退所後の活動を見ていると、演劇への志向が特に強いように感じます。一方、三宅さんの場合は特定の方向性と言うよりは、ラジオやバラエティーはもちろん、得意の手話も含め、様々なジャンルの仕事をバランスよくこなしており、オールマイティーな印象があります。もちろん、その中心にはコンサートと舞台があり、幅広くお仕事をなさっているのが分かります。となると、三宅さんはオールマイティーさを生かしながら、その中で自分のやりたいことをやっていくということを目指されているように感じます」
加え、西条氏は以下のようにも語った。
「退所された先輩格で言えば、少年隊の錦織一清さんや植草克秀さんがロールモデルになったりするのかもしれません。錦織さんは今月に東京で上演された舞台『サラリーマンナイトフィーバー』の演出を担当するなど、以前から舞台の演出をなさっている一方、植草さんはコンサートを積極的に行っており、そこに錦織さんがゲストとして登場したこともあります。加えて、お2人はYouTubeでは共演するなど、退所前とあまり仕事の方向性は変わらない一方で非常にのびのびと活動なさっています。同様に、三宅さんもこれまでやってこられたことをベースとして、ご自分の可能性を試しながら活動されていかれるのかなと感じました」
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)
#応答せよ????
— 三宅健 (@miyakeken_j) February 21, 2023
掘り出したら出てきた????
26年前の写真????
ファンのみんなありがとう。大丈夫だよ。必ずいつか会えるから。 pic.twitter.com/8PPlAsVind