笑福亭笑瓶さん死去で「ショウヘイヘーイ」トレンド入り 「腹よじれるほど笑った」ガキ使企画の思い出

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   べっこう色の眼鏡で親しまれた落語家の笑福亭笑瓶さんが66歳で亡くなったと2023年2月22日に報じられ、お笑い界やファンらから追悼の声が相次いでいる。

   笑瓶さんは、バラエティ番組など多方面で活躍しており、特に、ファンらにとって感慨深いのが、日本テレビ系のバラエティ番組「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」の企画のようだ。

  • 笑福亭笑瓶さん(太田プロのサイトから)
    笑福亭笑瓶さん(太田プロのサイトから)
  • 笑福亭笑瓶さん(太田プロのサイトから)

ガキ使の番組で、ネタとして定着していた

   「ガキの使い」では、いじられ役になることもあり、新レギュラーに向けてのオーディションという企画のシーンは語り草になっている。

   このときは、笑瓶さんは、黒い覆面をした4人のうち誰が言ったか当てるクイズを出された。

   「ショウヘーイ!」。甲高い声が響くが、笑瓶さんはなかなか分からない。「もう1回お願いします」と依頼し、笑瓶さんがなかなか回答を出さないと、段々と声のトーンが上がった。

「ショウヘーイ!」「ショウヘイヘーイ!」

   やっと声の主を当てて、「ゴウカーク!」と言われると、笑瓶さんはガッツポーズで喜んでいた。

   このネタは、ガキ使いのその後の放送でも使われた。

   大晦日恒例の「笑ってはいけない」シリーズでは、ダウンタウンの浜田雅功さん(59)らが就寝しているときに、「ショウヘイヘーイ!」と笑瓶さんを呼ぶ声が響き、浜田さんらは、思わず吹き出してしまう。アウトを宣告されて、次々に罰を受けていた。

「ショウヘイヘーイ」がTwitterのトレンドに

   「ショウヘイヘーイ」については、ネタとして定着したため、ネット事典のニコニコ大百科やピクシブ百科事典にも項目があるほどだ。笑瓶さんの訃報を受けて、ツイッター上で大きな話題となり、2月22日午後にはトレンドにも入った。

   笑瓶さんは、大阪芸大卒業後に笑福亭鶴瓶さん(71)に弟子入りし、毎日放送「突然ガバチョ!」など関西のテレビ番組で活躍した。その後、東京にも活動の場を広げ、フジテレビ系「ものまね王座決定戦」で魔法使いサリーのよし子ちゃんのものまねでも人気を集めた。TBS系「噂の!東京マガジン」への出演でも親しまれている。

   突然の訃報に戸惑いの声が広がっており、ツイッター上などでは、「早いよ早すぎるよ」「ネタめっちゃ好きやったのになぁ」などと書き込まれた。その中でも、ガキ使への出演はインパクトが強かったらしく、こんな声が続々と寄せられている。

「ショウヘイヘーイ懐かしいね」
「ほんとに腹がよじれるほど笑った記憶がある」
「ガキ使のショウヘイヘーイは伝説。たくさんの笑いをありがとうございました」

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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