「ローン組んで自分で買えよw」 27歳OL「バイク購入70万円クラファン」に批判殺到→5日で中止

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   20代のOLというユーザーが始めた「バイク購入」を目指すクラウドファンディングに批判が相次ぎ、2023年2月22日朝に募集中止が発表される騒動があった。

  • クラウドファンディングを募った「READYFOR」のページより
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  • クラウドファンディングを募った「READYFOR」のページより
  • クラウドファンディングを募った「READYFOR」のページより

「甘えなのはわかっているのですが、どうしてもお力添えいただきたいです」

   クラファンサイト「READYFOR」で支援を募ったのは、「都内に住む限界バイクOL」を名乗るユーザー。募集ページによると、年齢は27歳で身長は160センチメートル、現在の愛車はヤマハの「SR400 2017年式リーフグリーン」だという。

   プロジェクトの目標は「5月末のお誕生日にVTR1000F(黄色)を納車したくてこのプロジェクトを立ち上げました!」。「プロジェクト概要と集めた資金の使途」によると、「限界バイクOLがVTR1000Fをお誕生日納車します 予算は70万円です。ちゃっかりですがAraiのヘルメットも買わせてください。(内訳:バイク60万、ヘルメット:10万)」としていた。ホンダ製のバイクとArai製のヘルメットの購入を目指すという。

   クラファンを選んだ理由については、こう説明している。

「自分でお金を貯めて......と思っていたのですが、まさかのSR400の故障により先月8万円がとんでいきました 5月末となるとボーナスもまだ。バイク以外にもお金のかかる一人暮らしとOLの顔面。甘えなのはわかっているのですが、どうしてもお力添えいただきたいです」

   バイクを購入できた場合のビジョンについては「VTR1000Fを納車した暁には毎週末ツーリングで遠出したいです! ぜひ一緒にツーリングしましょう!」とつづっていた。

   支援者へのリターンは、最低額の3000円が「感謝のメール」の送信。5000円で「購入したVTR1000Fの写真」、1万円が「VTR1000FとOLのツーショット(顔非公開)」、5万円が「VTR1000FとOLのツーショット(顔公開)」だった。本プロジェクト最高額の10万円では「1日一緒に日帰りツーリング!」として、1年以内に都内から日帰りで行ける場所に支援者とツーリングに出かけるというものだった。

「分割払いで買えばいいじゃない」

   2月17日にスタートしたこのクラファン。概要がSNSで拡散されると、「バイク購入」のみを目指すプロジェクトやリターン内容に疑問の声が噴出した。

「ローン組んで自分で買えよw 買えないなら乗るな」
「分割払いで買えばいいじゃない」
「10万払ってどこぞの知らんOLさんとツーリングって(笑)」
「こういう事するファッションライダー嫌いです...」
「なんだこれ... 自分でローン組んで買えよ。10万のヘルメットもついでにとか、とにかくすっごいなぁコレ(笑)」

   こうした中、22日朝にプロジェクト中止が発表された。運営のREADYFORが募集ページに「こちらのプロジェクトは、実行者様からのお申し出により、中止とさせていただきました。ご支援をいただきましたところ誠に恐れ入りますが、何卒ご了承いただけましたら幸いです」という文章を掲載した。

   クレジットカードによる支援は決済自体がされないといい、銀行振込による支援は3月20日を目途に運営から銀行振込で返金する。銀行振込の支援者で未入金の場合、入金は不要という。

   5日間で支援者は5人、目標金額70万円に対し集まったのは2万6000円だった。

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