高校サッカー近畿大会決勝、「修学旅行」で中止に 人数揃わず出場校辞退...不戦勝で王者決定

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   2023年2月23日に予定していた第75回近畿高校サッカー選手権大会決勝戦が、急きょ中止となった。

   神戸弘陵の2年生の修学旅行と日程が重なってしまったためで、履正社の不戦勝が決まった。

  • 神戸弘陵ウェブサイトより
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「本人たちが納得してるなら全然良い決断」

   神戸弘陵男子サッカー部は21日、「近畿大会決勝が2年生の修学旅行と日程が重なるため、決勝出場を辞退することが決定しました」とツイッターで発表した。「大会関係者の皆様、並びに履正社サッカー部の皆様にはご迷惑おかけしますが、何とぞご了承下さいますようお願い致します」としている。

   辞退の経緯は注目を集め、「部員の総意と思いたい」「本人たちが納得してるなら全然良い決断だと思う」「この世代は中学の修学旅行がなかっただろうから、生徒が納得してるならこの判断も理解出来る」とさまざまな声が寄せられた。

   サッカー好きで知られる、タレントのJOYさんは「選手達が納得してるならいいけど、きっと部員のみんなも葛藤あるよね。自分がサッカー部だった時のサッカーへの情熱を考えたら絶対試合したいわ。決勝に行けるチームは2チームしかないし、3年の高校生活の中でそういうところを目指して部活を頑張ってる訳だから」と反応している。

   サッカー部監督に22日、学校を通じて取材を申し込むも叶わなかった。大会を主催する関西サッカー協会は神戸弘陵の辞退理由を認め、「1年生のエントリーが9名となり、体調不良が2人出た(編注:3年生は引退済み)ということもあり、辞退の申し出がありました」と話した。優勝は履正社、準優勝が神戸弘陵となる。

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