「こんな思いはもう誰にもしてほしくない」
原口さんによれば、家族が水木さんに別れを伝えきる前に、自宅や会社にマスコミが集まり、その対応に追われたと振り返る。病院関係者や家族しか知らない水木さんの訃報を、テレビ局が把握していたことについても疑問を呈する。テレビ局からは「信頼できる筋からの情報だから流した」と伝えられという。
しかし昨今は、松本さん同様に家族が見送りを済ませた後の訃報を目にすることが多いという。原口さんは「この10年ほどを見ても、私達のような目にあった著名人(の家族)は いないんじゃないか」と振り返り、改めて水木さんの訃報への違和感を述べた。
「信頼できる筋って...誰なのでしょう?プライバシーがどうして守られなかったのか、本当に不思議だしこんな思いはもう誰にもしてほしくない」
松本零士先生の追悼ツイートを見ていて、父水木しげるが亡くなった時を思い出していました。
— 原口(水木)なおこ (@mizuki_naoko_) February 20, 2023
松本先生は亡くなられてから1週間経っての公表。ご家族が静かにお別れできる時間が十分にあったのではと思います。
かたや水木の時は、亡くなったことを家族しか知らないはずの時間になぜか死亡の速報を→