整形を繰り返していることを公表しているタレントの水沢アリーさんが2023年2月19日、自身のYouTubeチャンネルを更新し、「後悔した」整形について語った。
水沢さんは22年12月11日に「水沢アリー "Ver.20" が完成したのでご覧ください」と題した動画を公開して注目されていた。
「とんでもないボール」
水沢さんは今回「【美容整形】とんでもない事になったアプデ」というタイトルで動画を更新し、これまで行ってきた美容整形の中で「やらなきゃよかったどころか、やっちゃいけないなっていう風に感じた」3つの手術を紹介した。
1つ目は「オステオポール」という手術。「鼻先に小さなボールのようなものを入れて、ツンと(上向きに)させることができると謳われている」施術だというが、水沢さんはこれが「とんでもないボール」だと指摘した。「ボールだから、コロコロコロコロ、結構ズレるんですよ。これがまずヤバいじゃん。私も1回入れたんだけど、ここ(鼻先)に入れたはずなのに、ここ(鼻下)とかになってたわけ」と自身の鼻を指さしながら経験談を明かした。
続いて「何やってくれてんの!?と思って。今の鼻を作ってくれた最新の業者の方にその話をしたら、『あれだけは入れちゃやばいよ』って話になり...なぜかというと、ズレるのもやばいんだけど、取る時も自分の肉だったりとか組織を一緒に取らなきゃいけないんだって。だから鼻先が、これを取ると超薄くなっちゃうの!」と熱弁した。
さらに「オステオポールなんてのはいまだに入れてる所はちょっとヤバくて、これは、こっち側、要は施術を受ける側がヤバいって知っておかなきゃいけない症例ですね。色々被害者の方が沢山いらっしゃるし、私もその1人なので『皆さま、やめてください』とお伝えします」と主張している。
鼻に入れた糸、緊急手術で全て除去
2つ目はクリニックによって名称が異なるというが、「糸を入れて鼻を高くする施術」。「鼻(の整形)はダウンタイムがあるし、大掛かりだから、『簡単にできる』みたいなものが流行りやすい」としながら「簡単に大きく変わるなんてことは絶対にありませんから!」と熱弁。「(簡単に)変わるなら軋み・歪みが出ます」とテロップも提示して呼び掛けた。
自身はテレビ出演の多かった22~23歳の頃に「ダウンタイムを取れないからこれでいいじゃん」と、糸を入れる手術を受けたが、「それなりに入れたら本当に(鼻が)高くなった」とのこと。「めちゃくちゃいいじゃん!」と思ったが、後日小鼻に大きなニキビができ、皮膚科に行ったところ「ニキビでは無い」と言われたのだそう。
まさかと思い手術を受けたクリニックを訪れると、実は糸が小鼻から出てきていたことが判明。触れる度に激痛が走っていたといい、緊急手術で全て抜糸した。水沢さんは「まさか糸が飛び出てくるなんて思ってもみないから、すごくビックリしちゃった」と驚きを隠さなかった。
さらに「取ったら元の鼻じゃん? 『私何やったんだっけ!? この数週間』みたいな感じになったんです」と呆然。糸を除去する施術料も数十万円支払ったという。これらの経験を「すごく苦々しい思い出になった」と振り返り、テロップでも「オススメは絶対に出来ませんw」と呼び掛けた。
「私は後悔しているのが眉毛のタトゥー」
3つ目は「アプデと違うんだけど、巷で今流行ってしまっているので若干言いにくいんですが...」と言葉を濁らせながら「私は後悔しているのが眉毛のタトゥー(アートメイク)」だと告白した。
水沢さんは「24歳ぐらいの時に受けた」というが、現在後悔している理由を「眉毛って年を取るにつれて場所が変わるの」と説明。「皮膚ってやっぱり落ちたりとかしてきていて、すごい頑張るとさ、(皮膚は)あがるじゃん?みたいな感じで、(時間が経って)理想の場所じゃない場所にタトゥーが入っちゃってることに気付いたのね」とし、最終的に肌と同じ色のタトゥーを上からのせることで消去したと語っている。
「眉毛のタトゥーはすごく気軽に入れられる」としながら、好みの形もトレンドも時代によって変化することから「それが変えられないよっていうところで、ちょっと私は反対派なんですね」「試した人からのアドバイスです」と伝えている。
美容整形で後悔をしない方法として「被害者の声もしっかり調べる」と視聴者にアドバイスを送った水沢さん。「最初の2つは本当に気を付けて!」と改めて注意喚起していた。