H3打ち上げ「失敗」指摘で批判...JAXA会見「記者の捨て台詞」にひろゆき反応 「それってあなたの感想ですよね」

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   実業家の「ひろゆき」こと西村博之氏が2023年2月19日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開いた会見で物議を醸している記者の発言に、ツイッターで反応した。

  • 「ひろゆき」こと西村博之氏
    「ひろゆき」こと西村博之氏
  • 「ひろゆき」こと西村博之氏

「自動的に停止するのも安全なロケットの機能」

   新型ロケット「H3」初号機が17日、システムの異常検知で打ち上げ中止となり、JAXAの岡田匡史プロジェクトマネージャーが同日、会見に臨んだ。報道陣からは「失敗ではないか」との質問が相次いだ。

   通信社の記者が「一般にいう失敗なんじゃないか」と追及すると、岡田氏は否定。再度「失敗と呼ばれたからといって、何か著しく不具合があるわけじゃないですね。皆さんの中では失敗と捉えていないけど、失敗と呼ばれてしまうのも甘受せざるをえない状況じゃないんですか」と質問されると、岡田氏は設定の想定範囲内での事象のため「失敗ではない」との見解を繰り返した。

   同記者が「つまりシステムで対応できる範囲の異常だったんだけれども、起こるとは考えられなかった異常が起きて、打ち上げが止まった。こういうことでいいですね」と確認。岡田氏が主張を繰り返すと、記者は「わかりました。それは一般に失敗と言います。ありがとうございます」と切り上げた。この発言がツイッターで「記者の捨て台詞」「敬意のかけらもない」などと批判を集めた。

   ひろゆき氏は19日、「ロケット発射は天候やら燃料やら様々な要因で延期になります。スペースシャトルの打ち上げは発射場で3回ぐらいみてますが、延期まくりでフロリダに10回ぐらい行きました。理想の状況でなければ自動的に停止するのも安全なロケットの機能です。ソユーズは一回で見れました」とJAXAを擁護するような意見をツイート。一般ユーザーから「わかりました。それは一般に失敗と言いま」とコメントが付くと、ひろゆき氏は自身が過去に放ったことで知られるフレーズ「『それって、あなたの感想ですよね。』」と返した。

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