偵察機が着陸したタイミングを選んで発射?
与正氏は、この見解を
「本当に、考え方がおかしい連中なのか、それともあまりにもせせこましくあれこれと分析を多くしてみる連中であるためか、さまざまに分析結果を出した。そうして無理にでもけなしてこき下ろし、評価を固めれば、少しでも自己慰安になるのかも知れない」
などと批判。発射命令には「午前中に発射場の周辺を徹底的に封鎖し、人員とその他の装備を退避させ、安全対策を講じた後、午後の時間中の有利で適当な瞬間を判断して奇襲的に発射すること」が盛り込まれていたとして、米国などの偵察機が着陸したタイミングを選んで発射した、と主張した。
自衛隊のF-15戦闘機が撮影した動画では、ミサイルとみられる物体が閃光(せんこう)を放ちながら、いくつかの破片に分かれて落下する様子が収められている。このことから、再突入に失敗した可能性も指摘されている。与正氏は、この点を
「もし弾頭の大気圏再突入が失敗したなら、着弾瞬間まで弾頭の当該信号資料を受信できなくなる」
などと反論。「情けない青二才」と罵倒した。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)