マックの「PUFFY風」CMはなぜ叩かれたのか 元ネタへの愛不足?過去事例に見た不評のワケ

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フランス版『シティハンター』に原作ファンが唸った

   コンテンツ制作者側の元ネタへの愛や理解度の深さは、国や文化をまたいでも伝わることを示す話もあります。

   2019年に公開された映画『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』をご存じでしょうか。週刊少年ジャンプの人気漫画『シティーハンター』を原作に、フランスで制作された作品です。

   人気作品の「実写化」は、特に原作ファンの評価が厳しくなりやすく、メディアミックスの中でも制作のハードルが高いとされるジャンルの一つです。『シティーハンター』は、原作・アニメ版ともに国内で大ヒットしたこともあり、海外での実写化にあたってどこまで原作の良さを再現できるかに大きな注目が集まっていました。

   映画が日本で公開されると、Twitterでは原作ファンから完成度の高さを絶賛する声が相次ぎました。キャラクターたちのビジュアルや、特徴的なコメディ描写など原作の良さを巧みに映像に落とし込んだ制作陣の手腕が評価されたのです。

フランス映画『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』が完璧な映画化、100点満点のところ150点と絶賛の声 -Togetter

   「今までの人生で観た中で一番原作愛を感じる映画だった」「やはり制作陣の作品に対する愛こそが作品の質を底上げする」といった反応も多く、改めて制作者の元ネタへの愛や理解の深さが、コンテンツの評価に大きな影響を与えることが分かります。

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