アジア路線では「ピーチとの分担を深掘りする必要」
一方、25年度の生産量(輸送力)は、19年度比で国内線105%、国際線105%に増やす。飛行機の小型化を進め、数も「コロナ前」よりも少ない状況で、一見すると輸送力が減少しそうに見える中で、「コロナ前」よりも高い輸送力を実現する計画だ。
ANA HDの芝田浩二社長は
「特にアジアの航空領域については、ピーチとの分担を深掘りする必要があるだろう。特に近距離。東アジア、中国も含めて、こういったところの戦略は必要だと思う」
などと話し、主に近距離路線をピーチが分担する形ですみ分けを進める方向性に言及した。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)