市井紗耶香、舞台出演は「私に与えられた役割」 J-CASTに語った「本格復帰」の意気込み

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アイドルの2年間は「駆け抜けた時代」

   市井さんがアイドルとして活動したのは1998~2000年の2年間で、市井さんにとっては「駆け抜けた時代」だ。アイドル時代と同様、「お客様を前にして表現ができるという機会」を生かすべく今回の作品に臨んだ。2年間を含むすべての経験が、今回の作品に結実しているという。

「本当に一つ一つ大事なことを積み重ねて、今の市井紗耶香が居させてもらえているので、全ての経験が、今ここの集大成、『遠き日の落球』に出ているのでは」

   大和田さんは、この日の公演を見た人から「アイドル時代の南那ちゃんを見た気がしました」という声も寄せられたといい、

「懐かしい気持ちになってもらえる舞台だと思うので、そういう感想をいただけたのは嬉しい」

と話した。もっとも、大和田さんにとってアイドルのステージと舞台は「全く別物」で、「すごく舞台の方が緊張する」という。

   「遠き日の落球」は「シアター・アルファ東京」(東京都渋谷区)で、2月19日まで1日2回上演予定。舞台はアドリブなどで内容が変わりうる「生き物」だ。残りの公演について、次のように意気込んでいた。

「演者側と、お客様が何か一体となって『混ぜこぜ』で作られていく舞台になっていくのでは。それが楽しみ」(市井さん)
「他の演者さんに感化されながら、私ももっと頑張りたいなと思います。(回数を重ねて)段取りがスムーズになる分、もっと深く感情移入できれば」(大和田さん)

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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