「繊維が露出しても、お尻に刺さることはない」
その説明によると、市の公式LINEで2月13日に通報を受け、担当者が現地へ行って確認し、修理業者にも点検してもらった。
「業者の方は、大丈夫だとの判断で、市としても、そう判断しました。ガラス繊維は露出していませんでしたが、露出した場合でも、お尻に刺さることはなく、そういう事例もありません。子供が座るところですので、メーカーもそんな遊具は作らないでしょう。現状では、修理せずにこのまま使い、連絡があれば目視してやっていきます。ただ、苦情が多いようですと、塗装の応急対応はしたいと考えています」
通報者には、16日に電話で説明し、この対応で承諾を受けたと明かした。
遊具は、子供が遊ぶと1~3年でヒビが入ることもあるといい、それほど古くはないとした。振動からの影響も含めて、安全上の問題はないと説明している。
市によると、定期点検は、年に1回、全公園で行っている。ABCDの4段階で判定され、今回の遊具は、B判定だった。
D判定なら危険だとして撤去し、C判定を中心に遊具の回収や修繕を行っているという。A判定、B判定なら、ほぼ安全だとみなしている。