銭湯内で客が毛染め→床タイルが真っ赤に... 迷惑行為に老舗施設怒り「単純にモラルの問題です」

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   京都府京都市中京区の老舗銭湯「初音湯」が2023年2月14日、利用客の行動によって施設のタイルが真っ赤に染まってしまったと店の公式ツイッターで明かした。

  • 初音湯のツイッター(hatsuneyu_kyoto)より
    初音湯のツイッター(hatsuneyu_kyoto)より
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「朝の4時過ぎまで掛かりましたが、リカバリー済みです」

   初音湯は、「昔ながらの京の町湯」として長く地域で愛される銭湯だ。ツイッターやインスタグラムでは、施設の最新情報などを発信している。

   14日、利用客の迷惑行為があったとツイッターで明かした。

「たぶん観光客、若い女子3人組・・・赤の毛染め敢行。常連さんが気づき、注意した後に洗い流してもらうも後の祭り・・・。最近、SNSで迷惑動画が話題になってますが、同レベルの話。こういう事、平気でやりよるんやなぁって感じです」

   添付された写真には、本来は白かった床のタイルや目地が、広い範囲にわたって赤く染まった様子が写っている。ある程度洗い流された後だというが、まだらに赤くなっており、明らかに白い部分と比べると色が変わっている。

   店の投稿によれば、施設内には「髪染め禁止」「毛染め禁止」などの注意書きを貼っていたという。張り紙は目立つ場所にあり、客も気づいていたはずだとして、「単純にモラルの問題です」としていた。

   しかし、迷惑行為をした利用客を注意すると「使用したのは毛染め液ではない」として言い訳をしたという。

「ちなみに脱衣所入口や脱衣所内には貼ってるんですけどね。帰り際に再度注意したら、3人組の1人が『でもカラーシャンプーですから・・・』って言うてました。あかんわ、こいつら・・・」

   店側は、「朝の4時過ぎまで掛かりましたが、リカバリー済みです」と現在は清掃が済んでいるとした。店の閉店時間は24時だ。

「『罰金』とか『警察』とかのワードが入らないと抑止力にならない」

   店側は投稿で、常連客らが迷惑行為をした女性客に注意したことでトラブルに気づくことができたとして、「あと、注意してくれた常連さんに感謝です。知らない人に注意するのって勇気いると思うんです。その後、洗い流しもしてくれてもいました。ありがとうございました」と感謝を伝えている。

   常識を外れた行為に憤るリプライが寄せられると、初音湯は「女湯やったので、自身の目で確認できたのは業務終了後やったんですが、ここまで酷いとは・・・って感じでした」と振り返った。

   罰金などの対応もやむなしとする意見には、「『○○禁止』だけではダメなんでしょうね。『罰金』とか『警察』とかのワードが入らないと抑止力にならないと感じています」と今後の対策についてつづっている。

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