「フルトンのパンチは怖がらなくても大丈夫」
そして「間違ったら負ける可能性も高い。ローマン戦みたいにサイドの動きをされたら」とし、「ローマン戦みたいな試合をされたら井上は本当に苦戦すると思いますよ。12ラウンドまで行く可能性が高い」との見解を示した。
フルトンの攻略法についても言及しており、自身の経験から井上に助言した。
「それ(アウトボクシング)をさせないようなボクシングをするにはボディーを打っていった方がいいね。徹底して」とし、「私の経験の中ではボディーをしつこく打つから(相手の足が)止まるんですよ。それで上を狙っていく」と説明した。
フルトン戦が実現すれば井上にとって初めてのスーパーバンタム級でのリングとなる。具志堅氏は井上がリングの上で体格差などをどう感じるかは本人しか分からないとしつつも、「(フルトンの)パンチは怖がらなくても大丈夫です」と強調した。
そして「井上チャンピオンはパンチ力がある。それをどこで仕掛けるか。どういうパンチで倒すか。これはやってみないと分からない」とし、「ロープに追い込んでいくということも大事」との見解を示した。
フルトンは複数の米メディアの取材に対して井上戦について言及しており、王座防衛に自信を見せている。