ファミマは6年前から「醤油入れ付きフタ」導入
ツイッター上では「使う派」の声が目立っていたが、実は小売チェーンの中には、そんなニーズの「受け皿」を用意しているところもある。
コンビニ大手のファミリーマートはパック寿司「鮨10種」(税込650円)に、「しょう油受け」付きのフタをつけて販売している。2月9日、同社の広報担当者に話を聞くと、導入をはじめたのは17年3月からだという。採用した理由について、こう説明する。
「商品を開発するにあたり、醤油を直接ネタにかけるのではなく、蓋に醤油を入れてつける人も一定数いらっしゃるということも認識しておりました。蓋に醤油を入れると、広がってしまい、醤油がつけにくいということも考慮し、醤油受けのある蓋を採用しました」
首都圏で約120店舗を展開するスーパーマーケットチェーン「サミットストア」でも、醤油を入れられるスペースがついたフタをパック寿司に採用している。今回の議論の中でも、6年前にメディアに取り上げられた同社のパック寿司のフタの写真が拡散され、「パック寿司の蓋がこれだった時の感動は忘れられない」「世紀の大発明」などと話題になった。12日、運営するサミットの広報担当者に話を聞くと、現在では一部メニューに限り、平日限定で取り扱いがあるとした。