朝マックのハンバーガーにゴキブリが混入していたと、ユーチューバーとして活動する20代男性がツイッターで訴え、波紋が広がっている。
店からは謝罪や返金対応を受けたというが、こうしたことは許せないと漏らしていた。日本マクドナルドは、「お客様から申し出があったのは事実」と取材に答え、同社で調査を始めるとともに、地元の保健所にも届け出をしたことを明らかにした。
写真付きで投稿、こうしたことは許せないと憤る
エッグとハンバーグの間ぐらいに、小さな黒っぽい虫が写っている。ハンバーガーは、半分ぐらい食べてあった。
この様子を撮った写真は、ユーチューバー男性が、2023年2月12日にツイッターで投稿した。
男性は、朝マックのハンバーガーを食べていて、エッグが焦げたものかと思ったが、死んだゴキブリだったと説明し、こうしたことは許せないと憤りを示した。
この店で、現物のハンバーガーを見せて店長と話し、混入するのはどんなタイミングか問いただしたという。店からは、その場で謝罪があり、購入した商品分の返金を受けたとした。体調が悪くなった場合は、病院に行ってすぐに店に連絡するようにも言われたとしている。
そして、店からは、入っていた昆虫が何なのかを特定して、数週間後に連絡すると伝えられたとした。一方で、自分を疑うようなリプライが一部に見られるとして、ユーチューバーを理由に悪く言うのはおかしいと苦言を呈していた。写真の投稿は、13日夕にはツイッターから削除されている。
地元の保健所に届け出るとともに、本社でも現物調査へ
今回の投稿について、日本マクドナルドの広報部は2月13日、J-CASTニュースの取材に対し、前日12日の14時過ぎに、該当とみられる店で客から異物混入の申し出があったと認めた。
事実関係はまだ分からないものの、客に対して、店が謝罪をしたり返金対応をしたりもしたとした。13日までに、地元の保健所に届け出をしたことも明らかにした。保健所が立ち入り検査に踏み切ったかの情報はまだないという。
客から現物を預かり、同日夕現在は、店から本社に輸送されている途中だといい、「手元に届き次第、調査をします」と話した。異物が何であるか、どこで混入したのか経路を調べる予定だとしている。
店名など詳細については、「お客様のプライバシーに関わりますので、差し控えさせていただきます」と述べた。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)