「2枚看板、3枚看板でやっていくのが大事なのかなあと...」
その原因は
「それが政策の中身が問題なのか、広報のやり方が問題なのか、代表の私のキャラクターが悪いのか...」
と、はっきりしない様子だ。ただ、玉木氏だけでは女性への訴求が難しいとの指摘もあるようで、
「2枚看板、3枚看板でやっていくのが大事なのかなあということを思っていて、私が両方(の支持を)取るのはちょっと難しいのかなと思っているので...」
などと話し、玉木氏以外にも発信力がある人が必要だとの見方を示した。さらに、政策の結果よりもプロセス、技術的な面を強調し過ぎていた可能性も指摘した。
「トリガー条項解除とか、再エネ賦課金の徴収停止とか、私もちょっと気をつけなきゃいけないんですけども...。政策的な、技術的なところをすごく強調しすぎて、結果どうなるかというと『ガソリン下げる、電気代下げる』ということなので...。その手法に、なまじ知ってるだけにこだわりすぎて、その結果として何を目指すのか、何が実現したのかということについてのダイレクトなアピールが弱くなっている可能性がある」
なお、男女にかかわらず支持率が伸び悩んでいる背景には、大きく(1)地方議員の少なさ(2)メディア露出の少なさ、があるとみている。23年春の統一地方選では、国民民主では150人程度が改選を控える。玉木氏は、国民民主系の無所属候補を含めて「今回、なんとか300ぐらいにしていきたい」と述べた。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)