ガンダム「水星の魔女」BPO審議入りは誤り、広報も否定 ではなぜ議論に?委員会の仕組み解説

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制作サイドに寄り添う委員も

   担当委員は、「分離した腕が宙を舞うところでは鮮血の色を暗い色に変えているが、日曜の5時に家族で見るシーンではないだろう」と配慮が不十分との見方を示し、別の委員は「このシリーズは、わりあいほのぼのとした展開だったが、急に残虐なシーンが出てきたので、視聴者がびっくりしたところが大きいのではないか」と指摘した。

   「小さい子どもは怖いかもしれない。ただ、つぶされた人間自体は描かず、飛び散る血を暗い色にしているなど、一定程度配慮された表現になっている」と、制作サイドに寄り添う委員もいた。

   ツイッターで2月11日に議事録が拡散し、その是非が注目された。BPOの審議入りしたとして、今後の行方が気になる人は少なくなかった。

   過去には、「機動戦士ガンダムSEED」の男女の描き方が審議となり、製作・放送した毎日放送は「今後は、低年齢の多くのこどもたちがテレビの前にいる時間帯の放送であることを十分念頭において、ご意見を、これからのストーリー展開に反映させるとともに、映像に関しての充分な配慮をする考えです」などとコメントしていた。

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