「もう少しの辛抱が肝要」
影山氏は番組にCMを出すスポンサーや、その後ろにいる視聴者の存在も大きいと説明する。
「スポンサーは少しのクレームが出ただけでもCMを出すことには慎重になります。メディアの中で1番批判に対して脆弱と言えるであろう広告に支えられている民間放送ですから、たとえ、渡部さんやその周囲の方がどんなに強く復帰を願っても、視聴者からのクレームには抗えないという面はあります。クレームを出してくる層が果たしてどれぐらいの人数なのか疑わしくとも、その声が大きい場合は、やはり復帰のネックとなるでしょう」
それでも、影山氏は渡部さんには再起のチャンスが与えられてしかるべきだとの考えを示した。
「1度のしくじりで追放されるなどという残酷なことはどの業界であっても望ましくありません。そのためには逆風が完全に収まるのを待ってほしい。収まるのを待つのはこの上なくしんどいことではありますが、どうか、もう少しの辛抱が肝要であるとエールを込めてお伝えしたいです」
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)