お笑いコンビ「ロザン」が2023年2月9日に公開したYouTube動画で、飲食店で許可を取らずにYouTubeなどの撮影をすることについて苦言を呈した。
「周りを見たり、見まわしたりとか...」
ロザンの宇治原史規さんと菅広文さんは9日、「【飲食店での撮影】自由にするのはやめてほしい」というタイトルで動画を公開した。
動画では、飲食店での迷惑行為が続発している騒動をきっかけに、「#スシローを救いたい」などとして動画を撮影することが流行していることに言及。そこから、飲食店での動画撮影に話が進んだ。
宇治原さんは、そうした動画の中で気になる点があったと指摘。「パトロールやっていうことで、それは演出上やと思うんですけど、周りを見たり、見まわしたりとか...」と少々言葉を濁らせながら、「キョロキョロみまわされると、それはそれでちょっとあんまり気持ちよくないな」と訴えた。
さらに、店の許可を取らずに撮影しているような例もあったとして、「僕個人的には飲食店内で動画をずっと撮影するのって、あまり周りにいて気持ち良くない」とチクリ。続けて、許可を取ったうえで撮影するのであればいいとして、
「そんなこと関係なく、どんどん撮るわけですよね。皆さん今ね。僕は考え方古いかもしれないですよ。今は撮るのが当たり前やという風になってるかもしれないですけど、飲食店内で自由に撮影するのって、僕はちょっとあんまり気持ちがよくない」
と不快感を示し、「皆さんのご意見お伺いしたいです」と視聴者にコメントを求めた。
宇治原さんは「スシローを救いたいという気持ちはわかる」として、「手順を踏んでやるんだったらいいという話ですよ」としている。
「粛々と寿司食べるのが一番いいんじゃないの?」
撮影方法にも疑問を呈した。
「(動画を)ずーっと回しっぱなしにして、背景も全部入ってるとなると、一応僕らのロケとかはそういうことをしない。お客さんが写りこまないようにちゃんとやったりとかするわけじゃない? それはやっぱりある程度マナーとして...」
こうした配慮を求めた宇治原さんの意見に、菅さんは「粛々と寿司食べるのが一番スシローさんにとってはいいんじゃないの?」「粛々と今までと変わらずに食べる」と提案していた。
さらに「全然あかん切り口なんかもしれんけど、そういうのっていつまでやんねやろ?って。 『救った!』と思ったらやめはんのかな?」と、このハッシュタグ投稿がいつまで続くのか疑問を持っているとしていた。