韓国の大型ドラ1右腕「コーチ&ファン非難」で懲戒処分も... SNSと距離置かず批判の声、地元報道

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   韓国プロ野球ハンファ・イーグルスに所属するキム・ソヒョン投手(18)がSNSに不適切な書き込みをしたとして球団から懲戒処分を受けた。複数の地元メディアが2023年2月8日に報じた。

   地元メディア「スターニュース」(WEB版)は、「『コーチ・ファン非難』キム・ソヒョン、デビュー前に懲戒を受けたスーパールーキー」とのタイトルで記事を公開し、キムが処分を受けた経緯を伝えた。

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3日間の練習禁止と罰金

   同メディアによると、キムは1月、インスタグラムのサブアカウントにコーチやファンを非難するような書き込みをした。キムの投稿はSNSで拡散されインターネットで物議を醸した。球団が本人に確認したところ投稿の事実を認めたため、キムに3日間の練習禁止と罰金を科した。チームは現在米アリゾナ州でキャンプを張っている。

   カルロス・スベロ監督は「(キムに)チームより偉大な選手はいないと言ってあげたい。幼いキム・ソヒョンが今回の間違いを通じて学び、悟ることがあったらと良いと考えフロントと話し合い懲戒を決定した」と説明した。

   球団から懲戒処分を受け騒動は沈静化したかに見えたが、またもキムのSNSをめぐる騒動が起きている。

謹慎初日に球団公式インスタグラムに「いいね」

   地元メディア「OSEN」(WEB版)によると、キムは謹慎初日に球団が公式インスタグラムに投稿した2軍のキャンプ出発の知らせに「いいね」をつけ、インターネットで物議を醸しているという。

   記事では、SNS投稿が問題となり懲戒処分を受けたにもかかわらずSNSと距離を置かなかったと指摘。インターネットでは「処分が甘い」「メンタルがすごい」など批判の声が上がり、騒動はより大きくなっているという。

   22年9月に行われたWBSC U-18ワールドカップに韓国代表として出場したキムは、時速101マイル(約162.5キロ)をマークし大きな話題を呼んだ。韓国プロ野球リーグの22年ドラフトでは全体1位でハンファ・イーグルスに指名され、韓国球界期待の大型新人として注目されている。

   地元メディア「ニュース1」(WEB版)によると、プロとして初めて参加した今キャンプで大物の片りんをのぞかせている。6日に初めてブルペン入りし最速151キロを記録した。キムは「70から75%の力で投げた。バランスや制球に気を付けて投げたので、点数を付ければ60から70点程度」と語ったという。2月11日に練習に再合流する予定だ。

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