ヒットの背景にある2つの要素
メタドリームの日本法人(東京都千代田区)は2月9日、J-CASTニュースの取材に、急激に支持された理由を「サービス特性が若者ユーザーの『気軽で自由な自己表現』、『多様な繋がり』などのニーズにマッチしたことが、成功に繋がった背景としてあったのではないかと考えております」と考察する。若年層を中心に利用者を広げ、日本以外の市場でも急成長を遂げているという。
Bondeeには、前身となるサービスがある。メタドリームは22年5月、同様のコンセプトだった中国初のSNSSNS「Zheli(啫喱、True.ly)」を買収し、グローバル展開を視野に機能改善したのがBondeeだった。
複数の海外メディアによれば、Zheliも驚くべき速度で市場を席巻した。しかし、22年1月のリリースからわずか1か月後、運営会社はアプリストアから削除を決めた。技術的な問題への対処を理由に挙げていたが、プライバシー面での懸念も指摘されていたという。