「スシローを救いたい」動画は便乗商法? 人気YouTuberが苦言「カメラ撮るな」「普通に行け」

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   迷惑行為で被害を受けた飲食店を「救いたい」などとして、インフルエンサーが店内で撮影した動画などをネットで公開している状況に、YouTuber「たっくーTVれでぃお」さんが苦言を呈した。

   たっくーさんはチャンネル登録者数139万人超の人気YouTuber。2023年2月6日に公開した動画で、「あれ、寒くないですか?」「許可取ってないですよね」「撮るなもう」などと批判を連発した。

  • スシロー
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「あの~、許可取ってないですよね」

   たっくーさんが公開したのは、「最近、バカッターが急増している本当の理由」と題した動画だ。

   1月から2月にかけてSNS上で拡散した、大手飲食チェーンやカラオケ店、コンビニなどで起こった客やアルバイト店員の迷惑行為を取り上げ、各社の対応や被った損害について紹介した。「バカッター」とは、SNS上で注目を集めるために、ユーザーが自身や友人などの「バカ」な行動を晒すというものだ。

   頻発している迷惑行為を地理上げる中でたっくーさんは、「同時にですね、インフルエンサー界隈で『#スシローを救いたい』っていう便乗が生まれてるんですけど。あれ、寒くないですか? あの~、許可取ってないですよね」と話す。

   YouTubeでは、「スシローを救いたい」とのハッシュタグを付けた動画が数多く投稿されている。ほとんどが店内で撮影された飲食動画で、投稿者たちがスシローにエールを送り、来店を促すものとなっている。

「撮るな、撮るなもう!」

   たっくーさんは、「ただいっぱい食べたとか言う人もいれば、一芸するというか、そういうのやってる奴がいるんですけど。これ見てて思ったんですけど、そうやって承認欲求を満たしたいという気持ちがバカッターを生み出したっていうことを忘れたんかな~と思いましたね」とコメント。

   「撮るな、撮るなもう! スシローとかは170億円ぐらいいかれとんねん(編注・騒動後、時価総額が一時170億円下落したと報じられている)。カメラだけは回さんでくれってなってるって思えよ! 行け、普通に」などと声を荒げていた。

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