ラーメン店でのマナーをめぐってツイッターで議論を呼んでいる。2人で食事した際、先に食べ終わった客が退店させられ、食事中だった同伴者も店を出てしまったというエピソードに端を発し、論争が起きた。
「行き過ぎな様に思えます」「お店の対応は問題無い」
2023年2月初旬に投稿されたラーメン店での親と高校生の娘のエピソードによると、先に完食した親が、店員から店を出てほしいと言われた。親は娘がまだ食べていると断るも、待っている他の客がいると退店を促された。親は先に店外に出たが、食事中だった娘も出てきた。気分が悪い体験だったとしている。
その後、ラーメン店の運営企業から連絡があったという。親子が訪れた店は回転率重視だったと説明。一方、ボックス席には15分を目安に席を空けてほしいと掲示していたが、カウンター席には掲示がなく、その点は謝罪があった。食事中に会話はしていなかった。説明を受け、店の事情は理解したという。
一連の投稿をきっかけに、ツイッターではラーメン店での退席マナーをめぐる論争が勃発。親子に同情する声が寄せられた。
「お店は客を選べませんからルールを作るのは仕方ないですが行き過ぎな様に思えます」
「たとえ高校生であっても子供は子供。店側に対してはやり過ぎを感じております」
「お客が待ってる位のお店だと食べたらすぐ出るようにはしてるけど、同伴者が食べ終わらないうちに追い出されるような店には行きたいとは思わんなあ」
「それが本当なら客は少なからず離れるなぁ...いくら混んでても連れが食べ終わるまでは待つでしょ普通」
一方で、ラーメン店側に理解を示す声もある。
「ランチっていうのを考えたらそりゃ回転率重視になるよ。当たり前。ゆっくり食べたいならランチにラーメンは避けた方がいい」
「申し訳ないけど外で待つのがベストだと思うのでこの呟きだと店員さんの接客がベストに思えますね」
「元を辿れば仕事終わりだったり、昼休憩にさらりーまんとかのおっさんが一言も会話せず黙々と食う様なお店ですからね...」
「お店の対応は問題無い 一人で食事出来ないお子さんならまだしも、高校生でしょ? 待っているお客さんの気持ちにはなれないの? ラーメン屋はラーメン売れないと食っていけない」
ラーメン店側は他のユーザーからのリプライに対し、告知を徹底していなかったのが原因だとして謝罪。冒頭の投稿をしたアカウントも、ツイッターで騒動となったことを謝罪している。