ワンオペの飲食店に対して名指しで「飲食の権利ない」などと動画で酷評し、炎上したYouTuberグループ「夕闇に誘いし漆黒の天使達」が2023年2月7日、グループや各メンバーのツイッターで騒動を謝罪した。この謝罪文に「使いまわし」の指摘が上がり、批判や疑問の声が集まっている。
「店舗様に直接電話してこの度の件を謝罪させていただき」
問題となったのは22年10月22日に公開された動画。Googleのレビューがついていない飲食店などを「残念場所」(発言ママ)として訪れ、初のレビューを書き込むという企画で、女性店主が個人経営する飲食店を訪問し、店名を出していた。
4人全員が別メニューを頼んだことに店主は「時間大丈夫ですよね?」と伝えたものの、食事後にメンバーは提供に時間が掛かったことに不満を吐露。「長かったねぇ~」とため息をつき、「婆ちゃんのワンオペだったな」と振り返ったほか、「飲食界の(ピー音)やね、あんなもんは。飲食の権利ない」などと酷評していた。
動画は公開から4か月ほど経った23年2月6日頃からSNSで拡散され、多くの批判を集めることに。「夕闇に誘いし漆黒の天使達」は7日朝までに動画を非公開にした。同日午後には公式ツイッターで「今回の件に関して」とつづった文章画像を公開。「昨年にあげた動画ですが、非公開にさせていただきました。 不快に思われた方、申し訳ありませんでした」と謝罪した。
さらに「さきほど店舗様に直接電話してこの度の件を謝罪させていただき 店主の方には謝罪を受け入れていただきました」と店舗に電話で謝罪したことを報告。「なお、本件に関しての店舗様への連絡はご迷惑になりますので、ご遠慮頂けますようお願いします」としていた。