「ボールが遅すぎて打者はどうしたらいいのか...」
ABLでは10-11シーズンから15-16シーズンまで選手としてプレーし、18-19シーズンは韓国出身選手で構成されるジーロング・コリアの監督を務めた。同シーズンは選手としても試合に出場し、19年1月のブリスベン戦でマウンドに上がり1回1安打無失点を記録した。
現役復帰にあたりクは地元メディアの取材に対して「130キロ程度は投げられるようにずっと体を作った」と語っていたが、4年ぶりのマウンドで130キロには届かなかったようだ。それでも最速75マイル(120.7キロ)を記録したという。
「MLB.com」の取材に対してクは「ボールが遅すぎて打者はどうしたらいいのかわからなかった」と冗談交じりに復帰マウンドを振り返り、「年齢に限界がないことを見せたい。目標はオーストラリア、韓国どこにいようとできるだけ長くボールを投げることです」と意気込んだ。
同サイトは「クは完全に引退することは決してないと固く心に誓っているようだ」と指摘した。