「質素すぎる」議論呼んだ空自横田基地の食事が「豪華になってる」 ネット驚き...広報班に聞く変化の真相

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   航空自衛隊横田基地(東京都福生市など)が2023年2月6日、隊員の食事を公開し、献立の変化に驚きが広がっている。

   同基地は約1年前にも食事風景をSNSに投稿し、その質素ぶりに改善を望む声が少なくなかった。広報担当者は取材に、食費にあたる「糧食費」が増えたと明かした。

  • 2021年11月15日の食事
    2021年11月15日の食事
  • 2021年11月15日の食事

ししゃも2尾から...

   横田基地は6日、ツイッターで「令和4年度(2022年度)の横田基地で提供されている食事についてご紹介します!」とつぶやいた。

   添えられた写真には、サーロインステーキに牛すじカレー、バラ焼き、から揚げと、肉を中心とした献立が並び、「隊員の活動に必要なカロリーや栄養素を取りつつ、隊員の嗜好を踏まえた食事を提供しています」「今後とも隊員に健康的でおいしい食事を提供していきます!(写真は一例です♪)」と日々の食事づくりに力を入れていると書き込んだ。

   何気ない発信だが、21年11月16日の投稿と比較する形で注目されている。この時も「#横田飯」として前日の食事をツイートしたが、朝食の主菜がししゃも2尾など食事量が少ないのではないかと議論を巻き起こした。

   河野太郎元防衛相はその3日後、「自衛隊の糧食費」と題したブログで、隊員の食事の基礎となる「栄養摂取基準」に過不足があり、見直しを進めていると伝えていた。例えば肉類は100グラムから160グラムに増量、調味料124グラムは75グラムに減量された。それに合わせ、糧食費の増額も報告している。

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