ヤクルトはリーグ3連覇できる?OB戦力分析 投手陣に不安も...「打てる捕手がいるチームは強い」

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「先発にしてもリリーフにしても枚数的に足りない」

   打撃に関して中村悠平捕手(32)の成長を挙げた。21年シーズンは123試合に出場して打率.279、36打点を記録。昨季は86試合に出場し打率.263、28打点をマークした。

「打てるキャッチャーがいるチームは打線に厚みが出る。ヤクルトが強かった時の古田選手だったり巨人の阿部選手であったり、打てるキャッチャーがいるチームは強い。キャッチャーや二遊間などある程度守備重視で使わないとならないポジションで打てる選手がいると攻撃力に差が出やすくなる。そういった意味では中村選手がここ2年間ぐらいで成長して守備、バッティングでも中心的な存在になったのはヤクルトにとっては大きい」

   一方で不安要素は投手陣にあると指摘した。

「昨年も駒が足りないというのが不安要素でした。今年においてもそれは感じる。まだ足りないと思います。先発にしてもリリーフにしても枚数的に足りない。現状の戦力でよく頑張っていると思うが、投手陣をあとどれくらい整備できるか。新外国人選手でどれだけ上積みできるか。外国人選手次第で大きく変わってくると思います」

   今季はキオーニ・ケラ投手(29)、ディロン・ピーターズ投手(30)、ライネル・エスピナル投手(31)が新たに加入し1月25日に来日した。スポーツ紙などの報道によると、ピーターズとエスピナルは先発、ケラは抑えを含めたリリーフとして期待されているという。

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