「実績を盛りまくるのは正直スタンダード」
会社の社長は2月6日、J-CASTニュースの取材に、自社は関与しておらず、取引先が実施していたと打ち明ける。
「弊社はフリーランスの方に案件を取りやすいようにと名義貸しをしていました。弊社が盾となることで動画制作の案件が取りやすいようにするためです。クラウドソーシングのステータスを貸している状況でした」
ランサーズも同様で、フリーランスがクラウドソーシングサイトを通じて映像制作業務を受注すれば手数料を得ていたという。依頼人を騙す行為とも映るが、「フリーランスの方が実績を盛りまくるのは正直スタンダード」「本当は関わっただけなのに自分が作りましたと言ってしまったり。クラウドソーシング上でも常習化しているところはある」とする。
今回の騒動でリスクが顕在化し、「弊社の実績を他社に貸すのは止めよう」と名義貸しは止めたとする。