「弊社で指導している内容とは大きくかけ離れた行動」
そこでは、「社内で調査した所、当該芸人のとった行動に関しては、弊社で指導している内容とは大きくかけ離れた行動になっていた事を確認し、現時点で速やかに芸人と猿との接触をさせない処置をとりました。また私自身も本人から事情聴取し、当日、新しい芸に挑戦したが思い通りにならず、感情的になってしまいあの様な行動に至ったということを確認しております」と説明した。
そして、「猿と共に生き、共に芸をする関係において、指導以上のこのような突発的な行動が許されるものではないという事を、伝えきれていなかった私の指導不足と痛感し、重ねてお詫び申し上げます。弊社では、猿のトレーニングに関しては、現段階でも多方面な視点をもって日々検討を続けておりますが、人間よりも小さな動物と向き合う時には、力をもって制するのではなく、自分を猿の立場におき、自分が猿になれと常日頃指導しております」としたうえで、次のように締めくくった。
「今後日本の伝統芸能猿まわしを継承していくにあたり、現代のグローバルスタンダードを意識し、猿のトレーニングに留まらず、野生動物であるニホンザルと人間が共存共栄していくという事について、内部だけでなく、外部からのご意見にも耳を傾け、さらに社内浄化システムの確立をしていかなければならないと心から思っております。今回のことを教訓に、不快な思いをさせるのではなく、心からおさるの芸を楽しんで頂ける努力を一層して参ります」
(J-CASTニュース編集部 野口博之)
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— 閲覧注意(センシティブネタ隔離) (@takigare4) February 5, 2023
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《これ動物虐待では…?》《これくらいしないと言うこと聞かないからしょうがない》《さすがにやりすぎ》観客らに波紋広がる@osaruland_nikko @ARCHE_omiya(会場) pic.twitter.com/gKr84dXHLg