まるで「ギャルの陰陽師」ダイソーのネイルシールが反響 実は小5男子発案...運営「大人では到底思い浮かばない」

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「型にとらわれすぎない柔軟な発想を大事にしていかないといけない」

   九字護身柄のジェルネイルシールを発案した子どもの親であるツイッターユーザー・KUNII Daisuke(@dkunii)さんも2日、取材に答えた。プロジェクト参加のきっかけは、息子がダイソーのレジ横にあったアンバサダー募集の告知を見たこと。アイデアを応募し、総勢19人のメンバーに選出されたと説明した。

   開発する製品は、ネイルシールやバスボールなどあらかじめ種類が決まっており、「その製品と本人の閃きや発想がうまく合致しない時もありました」と苦労を慮る。一方で、数週間にわたる会議の様子を、「グループのメンバーともすぐに打ち解けて毎回とても楽しんでおりました」とも振り返る。

   息子のこだわりは、「大事な時に使って勇気を出してもらいたい!」「漢字がカッコよくなるように工夫したので海外の人にも使ってもらいたい!」。息子はツイッターの反響を受けて、驚くとともに喜んでいるとした。親としての所感は下記のように述べる。

「企画の会議だけでなく、商品が企画からお客様の手に届くまでの間に本当に多くの人の手が掛かっていることやプレゼンの仕方などをスライドを交えて現場の方々に丁寧に教えていただきとても貴重な体験となりました。やんちゃ盛りの子どもたちを導いて下さった社員さんや事務局の方々には頭が下がります」

   大創産業の広報も、反響への受け止めをこのように伝えた。

「アンバサダーたちが何度もディスカッションを重ねて生まれた商品がたくさんのお客様の手にわたってSNS上で反響を生んでいて、私自身も携われたことをとても嬉しく思っております。今回の企画を通して、もっと型にとらわれすぎない柔軟な発想を大事にしていかないといけないなと『はっ』とさせられた部分も多いです(笑)」

   子どもからアイデアを募って商品化するこの取り組みは、50周年企画のなかで生まれたものだとして、今後の実施については「全く同じ事はなかなかできないと思います」と広報。ただ、「少しお兄さん、お姉さんになりますが産学連携で京都の大学とコラボレーションしたアイテムを企画継続しています」と報告した。

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