紳士服販売チェーン「洋服の青山」を展開する青山商事が俳優の橋本環奈さん(24)と、お笑いコンビ「博多華丸・大吉」の2人を新CMに起用し、2023年2月3日に東京都内で記者発表会を開いた。
この日は橋本さんの24歳の誕生日。22年末にはNHK紅白歌合戦の紅組司会者に抜てきされるなど、実りの多い23歳の1年だった。サプライズで誕生日を祝われた橋本さんは「1歩1歩着実に1年間過ごしていけたら」。3人とも福岡県出身で、華丸さん(52)は「福岡の宝ですから」と、活躍をたたえていた。
「ぴょんぴょんぴょんぴょん、2段3段も飛びすぎず...」
橋本さんは、うさぎ年生まれで年女。バースデーケーキのろうそくを吹き消したあと、抱負を次のように語った。
「ウサギみたいにぴょんぴょんぴょんぴょん、2段3段も飛びすぎず、逆に一歩一歩着実に1年間過ごしていけたらなと思いますし、これまで同様に楽しく、そして誠実にお仕事に向き合って頑張っていけたら」
大吉さん(51)は、橋本さんの紅白の司会抜てきについて
「おじさんたちが何年かかっても、まだ呼ばれないんだよ、(「あさイチ」の司会を)毎朝毎朝やってるのに、1秒も呼ばれない」
と話し、橋本さんの飛躍ぶりに驚嘆。華丸さんも「福岡の宝ですから」と応じた。
CMには博多弁バージョンも
この日の発表会は、「洋服の青山『フレッシャーズ安心おまとめセット』CM発表会」。3人は「青山家」の家族だという設定で、CMには標準語と博多弁の2バージョンがある。博多弁バージョンでは、父親役の華丸さんが橋本さんに「どげんしたと?環奈」とたずねると、娘役の橋本さんは「青山でスーツ買うけんさ、2万9900円くれん?」。母親役の大吉さんが「シャツとか靴もいるっちゃないと?」と心配し、橋本さんが「2万9900円で、スーツもシャツも靴も、全部そろうとよ!」とアピールする、という流れ。スケジュールの都合で、橋本さんと華丸・大吉さんは別々に撮影。代役を見ながら演技した。CMは2月4日から放送予定だ。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)