「子どもが転落」危険性指摘のバナナ滑り台、製造元が謝罪 安全性強調も...事故防止へ対策強化

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「対象年齢の児童による十分な滑降試験も重ね安全であることを実証」

   コトブキ側は、6歳以上としたスライダーの対象年齢について、日本公園施設業協会(JPFA)の安全規準に則ったうえで、「製品リリース前に実際に数多くの子どもに体験をして頂き、そこでの利用方法・リスクの度合い等の検証を重ね」て設定したと説明。

   設計・開発面においても、「対象年齢の児童による十分な滑降試験も重ね安全であることを実証」したうえで進めていたとした。

   対象年齢の表示に関する対応としては、「貼付されたシールの破損やシール自体が視認できなくなってしまうケースを想定する必要があるため、それらに加えて注意喚起サインを滑り出しのパネル部に掲示」していたという。

   一方で、今回問題となっているような「対象年齢未満の幼児(3歳~6歳)が本製品を利用する場合も考慮する必要」があるとして、「設置側としての注意喚起と共に管理者との協業のもと保護者の皆様や地域住民の方々への注意喚起が不可欠と考えております」とした。

   今後の対策については、「現行のバナナスライダーは納品時に分岐部分における落下も想定して、安全対策のセーフティーマットを設置することを推奨しております」と強調したうえで、対象年齢未満の事故を防ぐため、以下の施策を2月から順次実施していくと発表した。

1. 滑り出し部のパネル外側に保護者向けの対象年齢と注意喚起のためのサインの掲示
2. 滑り出し部のパネル内側に利用者向けの注意喚起・滑り方サインの追加掲示
3. スライダー側壁の外側に注意喚起サインの掲示
4. 未設置の納入事例に対するセーフティーマットの設置推奨の啓蒙
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