解任された理由の大半は選手との関係悪化
もうひとりの候補者であるボルダラス氏は代表監督の経験がなく、これまでスペインの国内クラブの監督を務めてきた。21-22年シーズン途中までバレンシアの監督を務め、同クラブに所属していた韓国代表MFイ・ガンイン(21)を指導した経験がある。
スポーツソウルは、ボルダラス氏は韓国代表の中心選手となり得るイ・ガンインをよく理解している指導者という点において国内で注目を集めていると解説した。ただ代表監督の経験がないため、協会が新監督に選出した場合、試行錯誤は今まで以上に多くなるだろうと指摘した。
一方、ハリルホジッチ氏は日本代表監督を経験しておりアジアのサッカーの特性をよく知っているという長所があるとしつつ、過去に代表監督を解任された理由の大半は選手との関係悪化だったと説明した。
そしてハリルホジッチ氏は不安要素を抱えていると判断しなければならないとし、特に魅力的でないというのが事実だと強調した。そして次期監督選出にあたり協会は十分な国際競争力を持つリーダーを探さなければならないとの見解を示した。